JSTA会長動画「ニューノーマルの時代におけるスポーツツーリズムの発展」

一般社団法人日本スポーツツーズム推進機構(JSTA)の原田会長による動画「ニューノーマルの時代におけるスポーツツーリズムの発展」が、JSTAのYouTubeチャンネル(以下URL)にて配信されています。今後のスポーツツーリズム推進等にあたり、とても参考になります。

JSTAのYouTubeチャンネル >> https://youtu.be/Uj4G6v1i58g

さて、動画の要点は以下のとおりです。一部本協議会のほうで言い換えています。

◉ニューノーマルの時代

・コロナ後に価値観や意識は元に戻らない(65.7%)

・価値観が変化しライフスタイルに影響→消費性向や消費選択の対象が変化→アウトドア市場の売り上げが一部増加(自転車、カヌー・カヤック 、ゴルフ、キャンプなど)


◉スポーツツーリズム (スポーツで人を動かす仕組みづくり=地域経済の活性化)

・密から疎へ:「アウトドアブーム」が後押し

【スポーツツーリズムは広い】

アクティブツーリズム(健康と運動に留意したアクティブな活動を含む観光行動)、アクションツーリズム(速さや高さ、危険さや華麗さなどの過激な要素を持ったリスクを含んだスポーツ)、アドベンチャーツーリズム(遠く離れた大自然の中で、冒険的なアウトドアアクティビティに挑戦する旅行)もスポーツツーズムの一つと考えられる。

また、今後は、東京2020競技大会で実施されたアーバンスポーツや、日本発祥の空手・柔道・剣道などの武道を活用した武道ツーリズム(全国各地で可能性あり)などが期待される。


◉スポーツツーリズムの司令塔は

・現在(2021年度)、全国には170組織のスポーツコミッションが存在しており、ここがスポーツイベントや合宿を誘致するとともに、既存イベントの支援を行う。

(スポーツツーリズムの有利な点)

・あらゆる場所に価値を生み、観光資源化することが可能。アリーナやスタジアムが無くても可能。

・アウター政策(外から人を呼び込む)で稼ぎ、インナー政策(スポーツ実施率向上、学校部活動の推進など)に還元できるスポーツコミッションが理想。

・事例として紹介された「笠間スポーツコミッション(設立時プレスリリース)」は、これまで全国にない取り組み(アーバンスポーツのスケートパーク)を打ち出しており、他と差別化されている。

◉今後の課題

①ワーケーション(言葉では知っていましたが、この動画でより深く知ることができました)

・場所を変えると異なる人格が出る(離れた知との出会い、発想力は移動距離に比例する)

・デフォルトモードネットワーク(ぼんやりと安静状態にある脳が示す神経活動で創造性と関係がある)

②人材育成

・スポーツコミッションの数は増加

・必要とされるマネジメントスキルが不明瞭

・スポーツツーリズムを展開できる専門人材が必要

(必要とされる3つのマネジメントスキル)

 > スポーツイベントマネジメント

 > デスティネーションマネジメント

 > パークマネジメント


その他、JSTAが目指す取り組むなどが紹介されていますので、ぜひ、ご視聴ください。


本協議会としても、人材育成に取り組んでいきたいと思い、設立した組織です。

(会員募集中です〜特に長崎県在住の方〜)

そのためには、協議会メンバーが資格取得をはじめ、いろんなことに挑戦していきたいと思います。現在は任意団体でありますが、将来的には法人格(一般社団法人化)を取り、今以上にスポーツを発展させるために取り組んでいきます。


ちなみに、本協議会はJSTA会員ではありませんが、今後、入会の機会があれば、ぜひ入会したいと考えています。

長崎スポーツマネジメント協議会 - Nagasaki Sports Management Council -

長崎スポーツマネジメント協議会は、スポーツに関わる人材の育成をはじめ、地域の総合型地域スポーツクラブと連携した地域住民のスポーツ参加機会の促進、スポーツイベント等企画及び開催などによるスポーツによる地域活性化を目的とします。